花粉症治療
花粉症について
花粉症、特にその対策、治療についてまとめてみました。花粉症対策は、症状の程度により様々です。マスクをして外出するなどご自分で出来るセルフケアで日常生活に支障のない患者さんから、手術的な治療が必要な患者さんまでいらっしゃいます。どんな時、どんな治療が適切かについて、我々の考えを紹介します。
花粉症対策
スギ花粉の飛散が多い日は外出を控えめにする 新聞、テレビで花粉飛散情報が日々伝えられます。 天気のいい日、風の強い日、前日が雨の場合など要注意といわれています。
外出時にはマスク、めがねを 花粉症花粉防止用マスクは80~90%の花粉の侵入を防ぐといわれています。ただし、同じマスクを長期にわたって使用することは衛生面から考えてよいこととは言えません。 購入費用、その効果の両面から考える必要がありそうです。 めがねは、眼への花粉の侵入を防ぐ目的ですので、理想的にはスキーのゴーグル型が効果的です。
花粉を室内に持ち込まない努力が必要です 外出時には、衣服などに花粉が付着しています。室内に入る前に衣服をよく払い、花粉を除去して下さい。 また、飛散が多い日に屋外で布団を干すことは避けてください。屋外で乾かした洗濯物を取り入れる場合も、花粉が付着していますのでよく落としてください。
スギ花粉に対する舌下免疫療法
舌下免疫療法はアレルゲン免疫療法(減感作療法)のひとつです。アレルギーの原因物質(アレルゲン)を少しづつ投与することで、アレルギー反応を弱めていきます。身体を徐々にアレルゲンに慣らし、アレルギー症状を和らげ、場合によってはアレルギー反応が起こらない、あるいは起こったとしても症状が軽微ですむ効果が期待でき、根本的な改善につながる可能性のある治療法となります。しかし、すべての方に有効で副作用のない治療ではありません。そのため、治療前によく理解していただき納得した上で治療を受けていただきたいと思います。
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